東京電力からLooopでんきに切り替えてから3カ月が経ちました。
床暖房で一番電気を使うであろう冬の電気料がある程度出たと思うので東京電力の時と比較をしていこうと思います。
比較結果
どうなったのか気になりますよね。
ズバリ、結論から言いますと安くなりました。
Looopでんき の料金シミュレーションで出た年間10万にはやっぱり届きそうにないですが、自分でシミュレーションしてみた通り、月あたり数千円の節約になっています。
これから、春夏秋あたりに関しては電気量の単価も安くなるのでもう少し節約量は増えそうです。
年間でどのくらいまで節約できるか楽しみです。
電気料金の内訳
電気料金の計算方法って皆さんご存知ですか。
正直私は、この記事を書くまで月の電気使用量と請求金額しか見てなかったです。それで高い安いの判断をしていました。
しかし、単純に月の請求だけみると、電力会社を変えたからと言って安くなったのか高くなったのかどうかがわかりません。
そのため、電力会社を変えて安くなると思っていたのに替えたら逆に高くなったと思うこともあるかもしれません。
電気料金の内訳は、オール電化プランの場合大きく分けて「基本料金」「電気使用料」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「燃料費等調整額」という四つの項目の合計となっています。
電力会社を変更して料金が安くなったかどうか確認するためには、「基本料金」と「電気使用料」の合算値をみなくてはいけません。
それぞれの項目について解説します。
基本料金
名前からわかるように月にかかる基本料金です。太陽光発電を載せている場合、載せている容量によって基本料はどんどん高くなっていきます。
※ Looopでんき は基本料金はかかりません。
電気使用料
こちらも名前の通り、電気を使用した料金ですね。電力会社のプランごとにそれぞれの時間帯で料金が変わります。
どの時間でどのくらい電気を使ったかを計算します。
東京電力の場合は、日中と夜間だけですが、 Looopでんき に関しては結構複雑です。
※比較する際の記事で時間帯の詳細が記載してあります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
まぁ簡単に言うと、太陽光発電の買取した際にかかった費用を分担してね。の費用です。
毎年度、経済産業大臣によって定められて金額が決まります。その金額をもとに5月~翌年の4月まで、賦課金×電気使用量の金額が徴収されます。
なんで電力会社が買い取ってる分を私たちが負担しなくてはいけないのか納得がいきません。
太陽光発電が増えてるので毎年金額が上がってます。
燃料費等調整額
火力発電における燃料費の調整金額ですね。プラス値のときもあればマイナス値の時もあります。
毎月変動して言います。細かい算出方法などについて知りたければ、このキーワードで検索すればよく説明してあるサイトが見つかるはずです。
こいつがあるおかげで毎月の請求額の比較だけだと安くなったかどうかわからないんですよね…。
昨年(2021年)はほとんどマイナスだったんですが、今年(2022年)は燃料高騰もありとうとうプラスになってきました。。
ニュースでも電気量が上がるって報道されてましたね。
実際の金額
それでは、実際にどのくらい安くなったのか比べてみましょう。
対象年月 | 使用量 | 基本料 | 使用料 | 再エネ | 燃料費 | 合計 | 差額 |
2021/01 | 803 | 5,720 | 17,428 | 2392 | ▲4,175 | 21,365 | |
2021/02 | 871 | 5,720 | 18,886 | 2,595 | ▲4,503 | 22,698 | |
… | |||||||
2022/01 | 829 | 0 | 19,692 | 2,785 | ▲439 | 22,038 | 673 |
2022/02 | 874 | 0 | 20,551 | 2,936 | 646 | 24,133 | 1435 |
請求額で見てしまうと、トータルで高くなっています。
先ほど、請求の内訳で説明した通り燃料費が昨年はマイナス値になっているため請求額でみると電力会社変えたのに高くなったということになります。
これを基本料と使用量だけで見ると…
対象年月 | 使用量 | 基本料 | 使用料 | 合計 | 差額 |
2021/01 | 803 | 5,720 | 17,428 | 23,148 | |
2021/02 | 871 | 5,720 | 18,886 | 24,606 | |
… | |||||
2022/01 | 829 | 0 | 19,692 | 19,692 | ▲3,456 |
2022/02 | 874 | 0 | 20,551 | 20,551 | ▲4,055 |
1月は使用量が20kwh多く使っているにもかかわらず約3,500円安く、2月はほぼ同じ量で約4,000円となりました。
結果2ヵ月で7,500円節約できたことになります。
まとめ
電力自由化に伴い、電力会社を変更することで電気代を下げることが出来ることを、お分かりいただけたと思います。
現時点の最低3,000円でも12カ月で36,000円節約することが可能ですね。
浮いたお金で美味しい物食べに行けちゃう。
現在の電気代を少しでも安くしたいという方、Looopでんき以外でも比較したい場合は下記のエネチェンジのページで比較してみると現在よりも安い電力会社が見つかるかもしれません。
または、Looopでんき に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
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