目安の畳数に惑わされてはいけない、エアコンサイズの選び方

一条工務店

一条工務店の家に限らず、昔の家に比べて桁違いに家の性能ってあがっていますよね。

そんな性能が上がった家でエアコンを選ぶ際に、目安で書いてある畳数で選択してもいいのかなと疑問に思ったことはありませんか?

調べてみると実はエアコンの目安の畳数って、60年以上前の家の基準となっています。

そのため新築の高性能な家で、部屋の広さ(畳数)=エアコンの目安の畳数で選んでしまっているとオーバースペックになっている可能性があります。

適切なサイズを選ぶことで、購入金額やランニングコストを削減しましょう。

この記事を読むと、こんなことがわかります。
  • エアコンの目安の基準は古い
  • 見るべきエアコンの能力項目
  • 部屋に対して必要なエアコンの能力(ツール紹介)
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エアコンの畳数の基準は1954年に制定されたもの

調べてみて驚いたのが、現在、使用されているエアコンの畳数の基準は1954年に制定されたものです。

約55年も前の家の基準で畳数表示がされているのです。

断熱性能の基準は年代によって変わっていますが、合わせてエアコンの基準は変わっていません

築30年、40年経っている家であればよく表示されている畳数が目安になるので特に問題ありませんが、最近家を建てた方にとっては状況が全然違います。

参考に年代ごとの断熱性能の基準は下記のようになっています。

  • 昭和55年基準…Q値5.2以下
  • 平成04年基準…Q値4.2以下
  • 平成11年基準…Q値2.7以下
Q値とは、「どれくらい熱が逃げにくい家なのか」がひと目でわかる数値、「熱損失係数」のことです。住宅の断熱性が高ければ高いほどQ値の数値は小さくなり、Q値が小さい家=熱が逃げづらい家=冷暖房の効率がよく省エネ性能が高い家だということがわかります。

最近の耐熱性脳の単位では、Q値はあまり使用しなくなっており代わりにUa値というものを使用され始めています。

簡単な補足ですが、Q値は熱損失量を「総床面積」で割ったものUa値は熱損失量を「総外皮面積」で割ったものになります。

ハウスメーカーごとのQ値、Ua値については下記のブログで詳しく紹介されていますのでそちらを参照ください。

【ハウスメーカーの断熱性能】Q値・UA値ランキング【75社比較】
ハウスメーカーの断熱性能を知りたいですか?本記事では、家づくりの経験者が「ハウスメーカーの断熱性能(Q値・UA値)のランキング」を紹介しています。おすすめのハウスメーカーや、高断熱住宅を建てるポイントが知りたいという方は、ぜひご覧ください。

我が家で建てた一条工務店では、それぞれQ値は「0.51」、Ua値は「0.25」となっています。

数値だけを見てもわかるように、数倍~数十倍の断熱性能になっています。

その家が基準の古いエアコンの推奨畳数を参考にしてしまうと間違いなくオーバースペックになります。

なぜ、昔の基準のままなのか

高機能のエアコンを売りつけるため?とも思いました。

が、いろいろな条件によって選ぶエアコンは変わってくるし、わかりやすい目安として畳数なんだと思います。

消費者である私たちが能力(エアコンの出力)を気にして買っている人は少ないと思います。

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適切なエアコンは能力(kW)の最大値と幅に注目

panasonicより

冷房能力・暖房能力ともに、この数値が大きいほどパワーが強く広い部屋に対応できるという意味です。

下にある( )内の数値は、変更できる能力の幅で、この最小値が小さいほど、きめ細かな運転ができるエアコンとなります。

上記の能力の確認に加え、建物の種類家の断熱性能部屋の向き部屋の広さも考慮をする必要があります。

ではどうすれば最適なエアコンを選べるかというと、下記のエアコン選定ツールが便利です。

オススメツール

電力中央研究所というところで公開されている「エアコン選定ツール(asst)」というツールです。

住んでいる地域や、家のどの部屋に設置するか、どのようにエアコンを使うかを入力すると適切なエアコンの出力能力が表示されます。

表示された能力を満たすエアコンを探せばよいことになります。

メーカーごとにいろいろな機能があるので好みの物を選択してください。

ASST

従来の畳数めやすを用いてエアコンを選定すると、現在の住宅の熱負荷値から求めたエアコンよりも過大な冷暖房能力の機器が選ばれ、消費電力量の増大につながることが指摘されています。畳数めやす以外の選定方法も存在しますが、省エネに寄与する適切なエアコンを選定する方法は見当たりません。そこでエアコン選定の判断材料のもとになっている規格等の調査やメーカ等へのヒアリング、Web調査(のべ約3,000人)を行い、抽出された課題に基づき新たなエアコン選定方法の検討を行いました。その結果を踏まえ、独自のシミュレーションデータベースを構築し、生活者の住宅仕様、ライフスタイル、嗜好の重視度合いを考慮して省エネかつ適切なエアコンを自動で選定できる、「エアコン選定支援ツール(ASST)」を開発しました。

電力中央研究所 開発経緯より
エアコン選定支援ツールの使い方
ASSTの使い方になります。1.上記のサイトへアクセスするし、利用規約に「同意する」にチェックをいれ「次へボタンをクリックします。2.該当のお住まいの地域を選択し、次へをクリックします。全国47都道府県が表示されて...

オーバースペックのデメリット

冷えすぎたり暖かすぎたりしてしまう

部屋のサイズに合っていないと、冷えすぎたり暖かくなりすぎたりする可能性があります。

一条工務店のような高気密の家だと、冷熱が逃げにくいため冷やしすぎるとしばらくはキンキンに冷えた部屋になり、暖めすぎると暑くなった部屋の中にいることになると思います。

消費電力が増えてしまう

冷やすのや暖まるのが少し早くなるかもしれないですが、適正なエアコンの場合よりもオーバースペックのエアコンの場合、フルパワーで稼働した時に消費電力が増えてしまう場合があります。

まとめ

エアコンを決める際には、建物の種類、断熱性能、部屋の広さ、部屋の向き等いろいろ考慮しながら選ばなければなりません。

高性能の家に対しては、エアコンの目安の畳数を基準にして考えると、オーバースペックになりがちです。

オーバースペックのエアコンを購入してしまうと、購入金額やランニングコストが無駄に多くなっているかもしれません。

家電量販店などで話を聞くと畳数のみですすめてくることが多いですので、しっかりと選ぶ基準(ここではエアコンの能力)を見極めて適切なサイズのエアコンを購入しましょう。

ちなみに理論上だと、一条工務店の家のQ値では6畳用のエアコンで60畳くらいまでは効果を発揮することが出来るようです。

なので基本的に一条工務店の家では、部屋の広さに対し目安の畳数は小さくても問題ないです。

適切なサイズを選ぶことで、購入金額やランニングコストを削減しましょう。

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