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東京電力の対応のおかげで電圧抑制が改善されました!

太陽光発電
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以前より電圧抑制が結構頻繁起きておりかなり損をしている気分になっていました。

この度相談していた、東京電力さんの方でトランスを設置してくださったおかげで改善されました。

これまでの原因調査については下記の記事をご覧ください。

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東京電力さんの電圧抑制対応

先ほども過去の記録として記事を貼りましたが、まずは電圧抑制が何の原因で発生しているのか問題箇所の特定を行いました。

その結果、ソーラーパネルでもパワーコンディショナーでもないことがわかり、原因はどうやら送電線内の電圧ということがわかりました。

事前に調べていた内容だと、買取してくれる東京電力さんの方ではなかなか東京電力さん側が原因と認めてもらえず売電主の方が改善費用を払うことが多いという情報ばかりでしたが、実際に相談した私の地域では送電部分に原因がありそうだとわかるとすぐに対応してくださることになりました。

と言っても予定では半年くらい待ってくださいと言われていたんですが、1ヵ月もしないうちに対応していただけました。(最初の調査依頼からではトータル2ヵ月)

アルパカ
アルパカ

対応も早く本当に助かりました。

当初電話で話していた内容だと、送電経路を変えることを検討しますと話されていたのですが、実際に工事されてみると家のすぐ近くにトランスを設置して対策されたみたいです。

トランスとは、変圧器のことで電柱にあるバケツみたいなやつのことですね。

工事費がどのくらいかかるのかと調べてみたのですが、だいたい100~200万くらいはかかるみたいですね。

これを実費でやるとなると15kwくらいの太陽光の利益なんて一瞬で吹っ飛ぶので、利益と工事費を天秤にかけるまでもなく泣き寝入りしかなくなりますね・・・。

当日の工事の様子

ちょうど仕事の休みの土曜日に工事が行われたので窓から作業を見ていました。

トランス一つ取り付けるのに結構大がかりなんですね・・・。

これだと、7ケタ台の工事費用がかかるのもわかります・・・。

軽トラ1台と、高所作業車1台がまずは現場に来ました。てっきりこれだけで作業するのかと思いきや・・・。

機材を積んだトラックも到着。こちらにトランスを積んでいました。

てっきり軽トラで運んできているものだとばかり思ってました。

この位置からだと何をやっているか分かりませんでしたが、きっとトランスを設置するための準備をしているのでしょう。

よく見てみると、トランスが2個?3個?積んでありました。このうちの一つが設置されるようです。

まさかの高所作業車の2台目が到着しました。

我が家の裏の道ちょっとした抜け道みたいな感じになっているのですが、その両側の入り口に工事中の看板と三角コーンが置いてありました。

近所の方すみません・・・。

トランスを載せるための機材を運んでいます。(載せるのだと思ってたんですが実際は固定でした)

土台を作成したら、今度は高所作業車についているクレーンでトランスを釣り上げていました。

近所で家の中から見えるところで作業されていたら気になってみちゃいますよね。

裏の家の人が窓から作業を見ていました。

二人掛かりで設置しています。ほかの電線に引っかからないように絶妙な操作で移動しながら作業されていました。

アルパカ
アルパカ

プロですね。私がやったら電線に引っかかりそうです。

コードを繋ぎ変えているようです。

気づいたら高所作業の方が3人掛かりになってました。

トランスへ電線から接続し始めました。

接続している人とは別の人はトランス固定のための準備や我が家の太陽光からの売電用の接続をしているみたいです。

ほぼ作業が完了し、真ん中の方は降りて行ってます。

これで設置完了です。てっきり、コの字のようになっている部分の下にこのバケツを置くものかと思ってたんですが、電柱脇に取り付けてますね。

作業時間:1.5時間
トラック:4台(軽トラ含む)
作業員:7人(高所作業員3人、下の作業員2人、交通整理員2人)

※作業している人はもしかしたら見えないところに他にもいたかもしれないです。

1ヵ月様子をみてほぼ電圧抑制が起きない状態に

このトランスを設置したのが、7/18なんですが翌日の7/19には既に電圧抑制がかかっていました。(と言っても時間的にはトータル3分くらいですが)

工事の数日後に東京電力の担当方から連絡があって改善されたか聞かれたんですが、数日しかたっておらずしかも翌日には電圧抑制かかっていたこともあり、1ヵ月くらい様子をみたいと伝えました。

それから1ヵ月経ったら、しっかりと東京電力の方から連絡がありました。

1ヵ月経過観察を行った結果、電圧抑制が0ではないんですがほぼ起きない状態になりました。

この1ヵ月の間に起きた電圧抑制は2日で、そのトータル時間は5分。

これだったら全然許容範囲ですよね。土日になると数十分単位で電圧抑制がかかっていた頃に比べると雲泥の差です。

余談:電圧抑制中の売電は発電している分は売電できている

工事に来ていた人に確認したんですが、電圧抑制って一切売電が出来るわけではなく例えば、13kw発電できる状態でも電圧が高くなりすぎるために、10kwでしか発電していない状態とのことです。

なので、一切売電できないということではないので完全にロスしているわけではありません。

アルパカ
アルパカ

ちなみに私は、一切売電されていないものと思っていました・・・。

そして思った通り、どれだけセーブして発電していたかまでは記録されていないとのことで実際にどれだけロスしたかは調べることが出来ないそうです。

ここからは専門的な話になりますが、1つのパワコン自体に太陽光パネルは4か5分割されて接続されているそうです。(聞いたんですが、4・5はどっちか忘れました。)

電圧抑制が働いている場合は、この1系統ごとに停止するらしく、例えばフルで10kw発電できる状態だったとします。

その状態で電圧抑制がかかると1系統以上を停止するので、5系統と考えた場合

1系統停止されると20%分カット
2系統停止されると40%分カット
・・・

出力が落ちます。すなわち、1系統停止の場合は2kw分がロスしたことになります。

これが数時間分又は数日分起きていたら半端ないロスになりますね。

まとめ

今年は梅雨の時期も例年に比べ長く、途中で改善されたにも関わらず7月の発電量は発電し始めから1年の中でワースト2位となりました。

今まで定期的に電圧抑制が起こっていたわけなので、ほぼ改善された8月以降の売電に期待ですね。

電圧抑制が起きていたらまずは問題の切り分け、そしてそれぞれの対応業者に対応してもらいましょう。

せっかく太陽光発電してるんですからね。めいいっぱい働いてもらいましょう(笑)

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