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うるケアの加湿はいいけど、やっぱりカビが心配。

一条工務店
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一条工務店ではお馴染みの第一種換気システムの「ロスガード90」に冬場の欠点だった乾燥対策の「加湿機能」がついたものが登場しました。

我が家でも感じていますが、本当に冬になると一条工務店の家は乾燥しやすい…。

一度冬を体験しましたが、加湿をしていないと30~40%に湿度が落ち喉が痛くなります。

そのため、家族が生活するスペースのLDK、寝室*2、趣味部屋の計4か所に加湿器を設置して生活していました。

加湿器の何が大変ってなんといっても掃除なんですよね。それなりに掃除しながら使っていてもどうしても赤カビが加湿部分に発生します。

アルパカ
アルパカ

安い加湿器は1シーズンで消耗品と考えて使い捨てるのが良いみたいですが・・・。

そのため、うるケアの加湿機能にすごく興味を惹かれますが、ダクト内のカビが生えないのかすごく心配です。

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うるケアは、加湿機能の追加であり除湿機能はない

冬にどうしても乾燥してしまう一条工務店の従来のロスガード90に加湿機能」を追加したものになります。

ロスガード90の欠点となっていた冬の乾燥を改善するために、一条工務店とPanasonicが共同開発したそうです。

家中どこにいても同じ湿度になるということで加湿器とはおさらばです。

「さらぽか」のようなデシカント式ではないため、除湿機能」はありません。

加湿の仕組み

特設ページに仕組みの解説動画があります。

一条工務店より

Panasonicの遠心破砕技術を使って水をナノサイズまで分解します。

ナノサイズのミストにしたら後は空気と一緒にダクトを通って部屋中に送り出されます。

アルパカ
アルパカ

マイナスイオンは発生しないのかな…。

リモコンの加湿ボタンを押すことによって加湿をするそうですが、家の中の湿度が十分の場合は加湿をしないとのことです。

アルパカ
アルパカ

勝手に調整してくれるなんてめっちゃ便利!!

電気代がおトク

一条工務店より

なんと電気代が43インチの液晶テレビの3時間運転と同等の消費量になります。

すごい安い!

これなら24時間付けっぱなしでも安心ですね。

各部屋に加湿器を置いたときよりも電気代が安く済みそうです。

メンテナンスフリー(完全ではない)

空気加湿清浄機などで使用しているフィルターなどはついていないため、加湿に関するフィルターの掃除は必要ありません。

さらに給水も水道から直接行われるため自分達がで給水する必要がありません。

自動洗浄機能も付いており、最低1日1回は排水→乾燥→給水のサイクルで洗浄してくれます。

一条工務店より

ただし、フィルター交換が必要

メンテナンスフリーなのは加湿機能のみです。

従来のロスガード90のように給気フィルターや排気フィルターの交換は必要になります。

加湿機能の洗浄能力

浄水器とか使っていると白いカスが中にたまりますよね。

水道水に含まれる、カルキやマグネシウム、カルシウムなどのミネラルが含まれているので白いカスのようなものが溜まります。

特設サイトの動画内では、このミネラル(スケール)などは、遠心破砕技術によって抑制できると述べています。

本当に長年使っていて問題ないのか少し不安ですね。

第二世代のロスガードにはない普通換気が使える

最近知ったのですが、第一世代のダイキン製?のロスガードには普通換気という外の空気をそのまま取り込む機能が付いていたらしいです。

家の中より、外の温度が涼しいというときに、熱交換機能を使用せずそのまま空気が取り込めるので理論上網戸がいらないかもしれない?です。

我が家にも採用されている第二世代では、普通換気とか自動とかの設定がリモコンにないため基本的に全熱交換になっているみたいです。(この情報は現時点では推測ですので営業さんに確認してみます。)

訂正:第二世代のロスガードでは、室温≒外気温(±2・3℃?この温度差の部分については未確認)の場合に熱交換を通さず外気を直接(と言っても集塵フィルターは通ります)取り込む仕組みのようです。

この普通換気がうるケアにはついています!!

このリモコンに、普通換気という選択があります。

普通換気にしても、ロスガードのフィルター自体は通過するそうなので、花粉の季節に外の方が涼しいという場合に窓を開けなくても済むのでかなりいい機能ではないでしょうか。

あとは実際春先とか秋の場合は、全熱交換の我が家では、家の中の方が暑くて外の方が涼しいということがよく起こります。

普通換気にすることによってどれだけ軽減できるかは分かりませんが、普通換気・・・うれしい機能ですね。

下記の記事で網戸は必要と述べていますが、もしかしたら窓の網戸が不要になる??かもしれないです。

ダクト内のカビの心配

50年使ったダクト内がきれいだったという一条工務店の話もありますが、ダクト式の換気システムの大敵といったら湿度なので、影響でてくると思うんですよね。

通常の空気を通しているだけであれば問題ないかもしれないですが、そこにダクト式の弱点ともいえるナノミストとなったとはいえ水分がプラスされています。

毎年、蓄積していきいずれはカビが生えるのでは?と懸念しています。

一条工務店の営業に聞いたときにも、

試験はされていると思いますが、私はカビが怖くてオススメしていません。

と話していました。

社員の人も心配しているということはちょっと不安になりますね。

ダクト内にカビが生えてしまったら

ダクト掃除専門業者に掃除を依頼するか、設置されているダクトの全取り換えですね。

第一種換気システムのダクト掃除で代金を調べてみたんですが見つかりませんでした。

推測ですが、5~10万近くはかかってくるのではないかと思われます。

全取り換えについてはも同様に金額はわからなかったですが、すさまじく恐ろしい金額なりそうです。

まとめ

全館加湿とロスガードの欠点を克服しているのは良いですが、新たにダクト内のカビの心配という問題があります。

営業さんの言うように耐久テストやカビが生えないかのテストなどはしていると思いますが、正直ダクト内のカビについてはちょっと怖いですね。

5~6年前に建てられた全館空調(一条工務店ではない)のダクト点検の画像を見ましたが、恐ろしくカビだらけでした。

カビの不安が残る中、冬の快適さを取るか通常の乾燥ロスガードにするか悩みどころですね。

きっと一条のことですから、あまりにも多くのオーナーの家に問題が出れば何かしら保証してくれるでしょうから試しに「うるケア」導入してみるのもありですね。

まだ出始めのためあまり情報はありませんが、実際に住んでいる人の情報が出てきましたらこの記事に反映したいと思います。

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