先日、一条工務店から基礎工事完了報告書が届きました。
2019/05/20に工事完了の連絡がきてから数日後「基礎工事完了報告書」が届きました。一条工務店では、基礎工事がおわると報告書が届くのですね。ほかのメーカーでも同じような報告があるのでしょうか?
果たしてどんな内容が記載されているでしょうか?
- 基礎工事完了報告書
- 表紙
- STEP 01 地縄
- STEP 02 配置の確認
- STEP 03 GL(地表面の高さ)確認
- STEP 04 地盤改良工事_使用材料
- STEP 05 地盤改良工事_位置確認
- STEP 06 地盤改良工事_重機
- STEP 07 地盤改良工事_施工状況
- STEP 08 地盤改良工事_完了
- STEP 09 根切り
- STEP 10 地業転圧・地業厚さ
- STEP 11 防湿フィルム
- STEP 12 鎮め物
- STEP 13 配筋間隔
- STEP 14 水道スリーブ
- STEP 15 地中梁
- STEP 16 主筋鉄筋補強
- STEP 17 コーナー補強
- STEP 18 設備架台の配筋
- STEP 19 鉄筋受けスペーサー・ベースコンクリート厚さ
- STEP 20 配筋完了
- STEP 21 使用工具
- STEP 22 ベースコンクリート打設完了
- STEP 23 立ち上がり型枠設置完了
- STEP 24 ホールダウン金物
- STEP 25 アンカーボルト設置
- STEP 26 養成
- STEP 27 基礎土間断熱
- STEP 28 水抜き穴防蟻処理
- STEP 29 玄関の防蟻処理
- STEP 30 防蟻処理完了
- STEP 31 基礎天端レベルチェック
- STEP 32 基礎立ち上がり幅確認
- STEP 33 対角寸法確認
- STEP 34 基礎工事完了
- まとめ
- おすすめサービス
基礎工事完了報告書
表紙
このような感じで、A4サイズの紙をホッチキスで止めた冊子が送られてきました。
表紙には、工事した場所の住所と施主の名前、挨拶、工事期間、工事センターの人の紹介がありました。担当者の人にはあったことありますが、工事長の人はあったことないんですけど・・・。
書いてある内容を1工程ずつ紹介していきます。
STEP 01 地縄
ご承認頂きました図面に基づき、建物の配置を確認するために地縄を張りました。
工事期間4月12日~となっていましたが、地縄を張ったのは地鎮祭の前ではなかったかな?と疑問になりました。因みにうちは地鎮祭を3月28日にやっているので、その時点では地縄が貼ってあったと思うのですが…。
STEP 02 配置の確認
基準点からの距離を計測し、建物が正しく配置されていることを確認しました。
地鎮祭の時に一緒に確認したので問題なかったです。
STEP 03 GL(地表面の高さ)確認
地表面の高さを確認し、お打合せさせて頂きました建物高さで施工しました。
以前建っていた家の土台の上に盛土?してしまったので思った以上に家の建つ位置が高いです。おかげで、裏にある万年塀より裏の家から家の中が丸見えに…。逆を言えば内からも見えるわけですが。
STEP 04 地盤改良工事_使用材料
地盤改良工事に使用する材料です。
地盤が緩いということで、ソイルセメントを入れることになったのですが、正直これに128万円。高いです。
STEP 05 地盤改良工事_位置確認
施工前に建物の配置に合わせて、地盤改良の施工位置を全数確認しました。
冊子では、ソイルセメントを入れるであろう位置にマークがしてありました。ほぼ毎日、現場の確認いってたのですがこんな風にやってるんだなと思いましました。
STEP 06 地盤改良工事_重機
地盤改良工事用の重機です。この重機で、地盤を補強します。
資料の画像ではなく自分で撮った写真ですが、この青い重機が地盤改良の重機になります。以前住んでいた家の下地が石だったみたいで、何度も重機に当たっては作業員がおりてきて石を取り除いており大変そうでした。(重機傾く→石を作業員が取る→再度掘り進める→重機傾く…)
地盤改良時に石が出ることはよくあり、もし処分に困るサイズだった場合は別途料金がかかるみたいです。私のところではそこまで大きな石が出なかったので特に問題にはなりませんでした。
STEP 07 地盤改良工事_施工状況
既定の直径であること、計画通りの本数であることを確認しました。
冊子にある写真のようにきれいに埋まっているソイルセメントを自分で確認することは出来ませんでした。写真をみて初めてどんな風に仕上がっているかわかりました。
STEP 08 地盤改良工事_完了
地盤改良工事の施工完了です。これにより地盤を強化することが出来ましたので、安心してお住まいをお建て頂けます。
基礎工事への準備が整いました。STEP 06で言っていた石の山が横に出来ています。こんな石の山がこのほかに5か所ほどあります。
STEP 09 根切り
まず最初に、重機で地盤面を掘削し、基礎の土への埋め込み深さを確保します。
これをやったところで自分の家の基礎にイメージがつきました。それまでは紐だけだったのでどうも小さい家だなという感想でした。
STEP 10 地業転圧・地業厚さ
基礎のコンクリートを打つ前に、地盤面をより強固にするために地業を行います。砕石を敷き詰め、転圧機にて締固めを行います。また、施工後、砕石の厚みが規定通りあるか確認しました。
既定の厚みがいくつなのかわからないので、冊子の写真を見ても図っていたんだなくらいしかわかりませんでした。
STEP 11 防湿フィルム
防湿フィルムを敷き、地面からの水蒸気の発生を防ぎ、床下環境の乾燥状態を確保します。フィルムの重ね幅が適切に施工されていることを確認しました。
これも既定の重ね幅っていくつ?となりました。画像を見る限り20cm重なっていそうです。
STEP 12 鎮め物
鎮め物は、土地の神様を鎮め、土地や建物が揺らぐことが無いように祈願したものです。コンクリート打設前に基礎下へ埋納いたしました。
特にコメントはないです。
STEP 13 配筋間隔
鉄筋の間隔によっても、基礎の強度は大きく異なります。ベース、立ち上がりの各鉄筋の間隔が、弊社の高耐震基礎の基準通りか確認をしました。
基準通りとなっていて、画像では20cm間隔になっていました。
STEP 14 水道スリーブ
水道管を基礎に埋め込むと取替えがしづらく、メンテナンス性が悪くなります。こちらの「さや管」を施工し、その中に水道管を通すことで、その問題を解消します。
しっかりメンテナンス性を考えられているのですね。
STEP 15 地中梁
基礎のベースを連結し、基礎の足回りの安定や水平力などを高め、基礎の不動沈下を防ぐ地中梁。その配筋状況を確認しました。
真ん中にあった溝はこれだったんですね。てっきり排水間のためだとばっかり思ってました。
STEP 16 主筋鉄筋補強
プラン上、主筋で特に重量等の力が加わる部分に、適切に補強筋が施工されていることを確認しました。
プラン上ってなんだろう…。
STEP 17 コーナー補強
地震時に力が集中しやすい角部分に、適切に補強筋が施工されていることを確認しました。
適切に補強筋が施工されているというのがどの部分なのかわかりませんでした。
STEP 18 設備架台の配筋
外部に設置する設備用の架台の配筋が、適切に施工されていることを確認しました。
専門用語過ぎて何を指しているのかがわからないです…。
STEP 19 鉄筋受けスペーサー・ベースコンクリート厚さ
鉄筋と地盤面との距離が確保されていることを確認し、規定通りの厚さでベースコンクリートを打設しました。
規定通りの厚さっていくつやねんっ!なんか変なテンションになってきました。
STEP 20 配筋完了
基礎の鉄筋組みが完了しました。ここから、いよいよ、コンクリート打設の準備に入ります。
これでやっとコンクリートを入れる準備が整ったんですね。
STEP 21 使用工具
振動機にてコンクリートの締固めを行いました。適度な振動を与えることで、コンクリートが隅々にまで行き渡ると共に、内部に含まれる空気の泡や余分な水分を浮かび上がらせます。
特にコメントはないです。
STEP 22 ベースコンクリート打設完了
ベースコンクリートの打設が完了しました。このベースが、お住まいの重量をしっかりと受け止めます。
キレイにコンクリートが入っていました。
STEP 23 立ち上がり型枠設置完了
立ち上り部分のコンクリートを打設するための型枠の設置が完了しました。
特にコメントはないです。
STEP 24 ホールダウン金物
地震時や台風時に柱や梁から抜けるのを防ぐために、必要不可欠な金物です。
ちょっと調べてみましたが、ホールダウン金物があるからと言って安心はできないそうです。しっかり構造計算も行うことが大切だそうです。でないと、柱は抜けなかったとしても気密性が下がったりする可能性があるとか。きっとしっかりとした計算のもと設置されていることを信じます。
STEP 25 アンカーボルト設置
コンクリートを流し込む前に専用器具で位置出しをし、基礎と土台を緊結する金物であるアンカーボルトを設置しました。
特にコメントはありません。
STEP 26 養成
コンクリートの急激な乾燥を避け、ひび割れを防止するため、建築基準法施工令で定められた型枠存知期間をもとに、養生を行いました。
この養成、現場に行ったけどやってなかったな。そこまで長くかぶせておくものではないからか・・・。
STEP 27 基礎土間断熱
内土間の部分からの熱の逃げを防ぐために、断熱材を施工しました。
ここには断熱材が入っていたのですね。見に行った時には、土とコンクリートの間にあるものは何だろうと思ってました。
STEP 28 水抜き穴防蟻処理
水抜き穴には、専用の液状防蟻処理剤を施工し、シロアリの建物への侵入を防ぎます。
コンクリートのいたるところに、青い丸がポツポツとありました。この冊子が来る前に営業に何でしょうと問い合わせて回答いただいていたので驚きはしませんでしたが、コンクリートにもシロアリの対策してたんですね。
STEP 29 玄関の防蟻処理
建物付近の土壌部分には、専用の粒上防蟻処理剤を施工し、シロアリの建物への侵入を防ぎます。
工事課かから連絡がきたときに木くずみたいの何ですか?って質問しちゃいました。玄関の画像ですがこれどう見ても木くずに見えますよねw
STEP 30 防蟻処理完了
防蟻処理剤の施工、及び、確認を完了しました。躯体部分の防腐防蟻処理と併せて、より安心感が高まりました。
これ、冊子の写真からはよくわかりません。ただ、基礎を取っただけのように見えます。
STEP 31 基礎天端レベルチェック
基礎天端の高さが水平であることを、専用器具を用いて確認しました。
専用器具の写真が写っていますが、この写真からは水平だったのかは読み取れません。
STEP 32 基礎立ち上がり幅確認
基礎立ち上がり幅が、既定の寸法通り施工されていることを確認しました。
規定がいくつかわかりませんが、写真では十数cmを指していました。
STEP 33 対角寸法確認
対角の寸法を計測し、基礎全体の隅部が、直角であることを確認しました。
写真からは垂直だったかどうかがよくわかりません。
STEP 34 基礎工事完了
基礎工事が完了しました。これから、土台据え、上棟と進みまして、徐々にお住まいの形が出来上がってまいります。
基礎完成!!話に聞くと順調に進みすぎて予定に余裕があったらしいです。(前倒してやってくれても良かったのに。と思いましたが、みんなスケジュールで動いているので仕方ないですよね。)
まとめ
完了報告書読んでの感想
項目項目でコメントは書いていましたが、とりあえずここまで読んでくださった方がいるならお疲れさまでした。長文で疲れましたよね。(書いてても疲れました。)
なんか他の方の完了報告書見てみると、こっちにはない項目があったりするので、もしかすると地域または担当によって作成するポイントが違うんですかね。同じ項目に関してはどの方の記事を見ても同じ説明文なのでテンプレ化してあるみたいですが…。
テンプレ化してあって、撮るもの決まっているならしっかり同じように作ってほしいですね。それっぽくできていれば良いんでしょか。ほかの人と比べることはあまりないと思うので気づく人は少ないと思いますが。
振り返ってみて
正直あっという間の1ヵ月でした。来月にはもう上棟です。基礎の地縄だけを見たときはだいぶ家が小さいなと本気で思いました。ただ、基礎作りが終わると「おぉっ」となります。ホントです。きっと共感してくれる人は多いはず。
家が完成するまであと、5か月!待ち遠しいです!
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高価な買い物の家を生涯で何度も建てられる人は少ないです。
そこで、後悔しないためには「情報収集」が大切だと思うんです。
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