設計時にお金をかけて、壁掛けテレビ用の空配管の工事まで依頼したんですが、無意味でした。
こだわりの間取り紹介の時に、趣味部屋には壁裏の空配管のお願いしてありますとめっちゃ楽しみにしていましたが…
実際には、空配管は使い物にならなかったです。
コードを空配管の中のワイヤーに括り付けて、引っ張って通すだけのはずなんですけどね。
空配管には、CD菅というものが使われているのですが、サイズが合っていませんでいた。
設計の方にギリギリ通ると思いますと言われてお願いしたんですけどね・・・。
ショックを受けて半年間放置しておいたんですが、どうにかして壁裏配線できないかと重い腰をあげました。
構造を調べてみる
空配管をお願いしていたので、コードを入れるための穴はあります。
ただこんな感じで、HDMIのヘッドの部分がこのままだと通らないんですよね。
自分でコードを作れる人?操作できる人?はコードだけを通して後からヘッドの部分を付ければいいんですが、LANケーブルやアンテナケーブルくらいしかそんなことやっている人聞いたことありません。
とりあえず、取り外してどこまで分解できるか調べました。
一応ここまで分解が出来ました。
一番右のコードを通すための穴の開いたやつを使わなければHDMIのヘッド部分も通りそうです。
カバーを外した時の壁の穴。石膏ボードの部分を差し込みのサイズに合わせてカットしてあるみたいですね。
薄い石膏ボードのところに、ネジがはまっていたのでこのカバーは思いっきり引っ張ると簡単に外れそうです。
穴の奥にうっすらとワイヤーが見えますが、本来ならこのワイヤーを使って空配管の中にHDMIケーブルを通す予定でした。
下のやつは、ネジを回してもこれ以上外れなかったので、ここで諦めましたが、とりあえず上下の穴を見てどうやらこんな感じになっているということがわかりました。
これなら、CD菅を通さなくても、HDMIを壁裏に這わすことが出来そうです。
穴の上下の間に、断熱材入っててびっちり埋まっているものだと思いましたが空洞だったので良かったです。
考えてみたら断熱材って外との壁に設置するものなので内側の壁には当然ありませんよね…。
HDMIケーブル差し込み作業
どうやって通そうかと悩んでましたが、構造がわかったので上の穴から下の穴へ通すことにしました。
空配管の工事は依頼せずとも、このように穴だけあけてもらう依頼すればよかったですね。
少しだけ費用が浮いたと思います。
用意したもの
- 電動ドライバー
- ビニール紐
- ビニール袋
- HDMIケーブル
壁掛けテレビの時にも使用した電動ドライバー。これがあればねじ回しはすごく楽です。
荷造り用のビニールテープとコンビニなどでもらえるビニール袋を用意しました。
通すためのHDMIケーブルですね。ちょっと長めの物を使用しました。
カバーの解体
先ほどお見せしたカバーを外して画像の右側のように分解します。
この画像はすでに外れていますが、赤枠内の爪が引っ掛かっているのでドライバーなどを差し込み押し広げて外します。
荷造り用のビニール紐を壁に通す
このビニール紐を
上か下の穴の片方から入れて紐を通します。
通す対象のHDMIケーブルの先端部分にビニール袋を巻き付け、通したビニール紐の先に縛り付けます。
ビニール袋でカバーをしておけば壁を通している間のゴミが入らないかなと思ってかぶせてます。
仕上げ
通す時はこのカバーの外枠も外しておいた方が出入口が大きく作業しやすいです。
最後にカバーをして完了です。
間に隙間が空いているのがちょっと気になりますが、テレビの裏で見えなくなるので我慢します。
2021/11/30 追記
どこから来るか分かってないのですが、時々Gさんが部屋に侵入してきます。(3年住んでて2回ほど)
一応、通れそうな穴ということでマスキングテープでこちらの隙間はふさぎました。
まとめ
出来上がった感じは
こんな感じです。
スッキリしてますよね。
我が家の場合は、周辺機器が多いのでHDMIケーブルを通して、テレビ下のボードと左に見えているメタルラックに機材を載せています。
ちょっと残念なのは・・・ソニーのブラビア KJ-49 8000E というのを使用しているのですがテレビの電源にアダプターがついているんですよね…。
そのため、一時的にこのように載せてあります。良くないのはわかっているんですけどね。
見栄え優先にしちゃいました。アダプターがないテレビだったらこんなことしなくて済んだんですけどね。
壁掛けするための空配管工事は不要だと思います。ただ、コードを通すための穴だけはあけておいてもらった方が良いと思います。
素人ではさすがに石膏ボードに大きい穴開けるのは勇気がいるし、難しいと思うので。
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