一戸建て賃貸のメリット・デメリット、借りる時の注意点とは？

現在、私の住んでいるところは田舎なので、少し歩けばスーパーやコンビニがあるとかバスの停留所や電車の駅などもあまりない生活するのに1人1台の車社会です。

我が家では車を3台所有しているため、それらを停めるためのスペースもある一戸建てを借りることを前提に部屋探しをしていました。

私のように、建て替えで一時的に借りる方やこれから一軒家の賃貸を借りる方の参考になったら幸いです。

一戸建てと集合住宅（アパートやマンション等）を一戸建て賃貸をベースに比較していきたいと思います。

メリット

音を気にしなくて済む

集合住宅と違い、建物そのものを借りることになるため近隣住民に対する音をあまり気にしなくて済みます。逆も同様で、別世帯の生活音にイライラすることも少なくて済むでしょう。

我が家には、0歳児がいるため鳴き声や騒ぎ声など不快に思われる可能性があります。一戸建てだとこの辺を心配しなくて済みます。

また、一人暮らしでアパートを借りてた際に、２Fだったのですがちょっと大きめので映画を見ていたら下の階の人から床をドンドンとされました。

きっと、こんなことが少なくなります。気を付けなければいけない点でいえば、一緒に住む家族に対しての気配りでしょうか。

部屋が多い、収納も豊富

一軒家の場合は、部屋数が集合住宅に比べて多くて広いです。家族で住む場合は部屋数が多く広い方が良いですよね。

集合住宅では、収納スペースが少なかったりなかったりすることもあります。一軒家は家族で住むことが想定されているため、収納するスペースが多いです。部屋も多いため、もし空き部屋があるようでしたらそこに荷物を置いておくこともできます。

部屋も多いため、もし空き部屋があるようでしたらそこに荷物を置いておくこともできます。

我が家は前の家が広かったので、引っ越しする前に断捨離したのですが結構荷物が残っています。部屋が多ければそんな荷物も空き部屋に詰め込んでおくこともできます。

庭や駐車場がついていることがある

車社会の田舎であれば、駐車場があるのは助かります。都心においては、駐車場代だけで月数万ととられる場所があるので駐車場が物件についていると助かりますよね。

また、庭もついていることもあるので家庭菜園を自分で作ることが出来たり、友達を招いてバーベキューもできるかもしれません。小さな子供がいれば、夏は庭でプールにも入れてあげることも出来ますね。

我が家では、一人一台の車を所持しており計3台あります。これが庭付きのため家賃のみで3台止めることが出来ています。

ペットが飼える

集合住宅では、周りの人に迷惑になるためペット禁止の物件があります。それが一軒家であれば集合住宅にくらべ禁止にされているところは少ないです。犬や猫と一緒に暮らすことが出来ます。もちろん、近所の人に迷惑をかけないという前提ですが。

デメリット

光熱費と家賃が高くなる

集合住宅に比べて敷地が広くなるので、光熱費や家賃が高くなります。都心部から離れることによって家賃は安くなりますが、その分通勤時間が延びたりとデメリットもあるためよく検討する必要があります。

うちはもともと田舎なのであまり影響がありませんでした。

町内会の集まりがある

地域にもよるかもしれませんが、住んだらその地域の町内会に入る必要があるかもしれません。町内会に入らないと、ゴミを捨てに行きにくくなったりするので大抵は必須です。

庭の手入れは借主が行う

一軒家の庭付きの物件の場合は、大抵は借主が庭の手入れをする必要があります。私も現在かりているところについては、「管理してください」と言われています。

庭がコンクリートで固められていればいいのですが、土の部分が多いため雑草がひどく草取りが大変です。

インターネット回線の手続きが必要

今の時代、インターネットを使っていない人は少ないと思います。借りた物件にまだひかれていない場合があります。その場合は、大家さんに許可を取り自分で回線工事の手配が必要になります。

集合住宅であれば、すでに回線は引いてあることが多く、契約するプロバイダだけを選択ということが多いです。

入居前に確認すべきこと

私が借りた後に問題になったところをご紹介します。内覧をする際に出来るだけ確認をすることをオススメします。

テレビが映るかチェック

内覧をした際に、不動産屋に「テレビは映りますよね？」と確認をしたところ「問題なく映ります」と回答されていました。しかし、いざ入居してみると確かに映るには映るんですが、電波強度が弱くほとんどのチャンネルを見ることが出来ませんでした。

満足にみることができなかったのですぐに管理会社に問い合わせをして対応してもらったのですが、どうやらアンテナと電波を増強するブースターと言われる機器が寿命で壊れていました。入居してからすぐにテレビが見れないとなると不便ですし、テレビっ子には苦痛ですよね。

エアコンのカビをチェック

以前、記事にしたのですがエアコンを稼働させたらウイングのところが真っ黒でした。住む前からこの状態では、本格的に使用したら体調を絶対に壊します。

こちらも、管理会社にすぐに連絡してエアコンクリーニングをしてもらいました。私は初めて業者がエアコンクリーニングしているところを見ましたが、普段使っているエアコンはこんなに汚れているものなのかと驚きました。

入る前にエアコンについては動作確認してみて、汚れていないか確認すべきです。

水道水はどんな方式かチェック

これは衝撃を受けました。給湯器の点検が終わって試しにお風呂をためていたのですが、風呂場がドブ臭い。給湯器内のお湯が腐っててこの匂いがすると思ってたら原因は別にありました。

普通、一軒家だったら水道管から直で家の水道に繋がっていると思うじゃないですか。家の裏にお風呂の湯舟くらいの貯水タンクが置いてあり一回そこにためてから家に水を供給していました。

私はタンク式の水道は、マンションやアパートなどの集合住宅でしか使わないものだと思っていました。

調べてみると、水道管からの水圧だけでは水を供給できない場合に一度タンクに貯めてポンプを使って家の中の水道に送ることがあるそうです。これがしばらく放置されていたため中に入っていた水が腐っていたのです。

鍵などもついていなくて恐る恐る貯水タンクの蓋を開けてみると、そこにはゴミが沈んでいたり水がない蓋付近のところにはクモなどの虫が…。

と絶望しました。法律でも個人の貯水タンクについては、清掃の義務がないのです。アパートとかマンションは、集団感染の可能性があるので清掃の義務があります。

管理会社に連絡して掃除してもらうように依頼しました。貯水タンクを掃除してもらって一応キレイにはなったのですが、一度汚い貯水タンクを見てしまったので今使っているのがすごく気持ち悪いです。

冬はまだいいのですが、夏になると熱でカルキが抜けやすくなるので水が悪くならないかすごく不安です。

内覧した際には水道の種類、メンテナンスがしっかりされているかを確認した方が良いです。今回は勉強になりました。

取り付けられた設備で何が保証されているか

恥ずかしながら、私は賃貸に備え付けられているものはすべて保証対象だと思っていました。私の借りている賃貸では4台のエアコンがついているのですが、すべて保証対象だと思ってました。

しかし、契約書にリビングにあるエアコンの1台のみが保証対象とだけ記載してあるため、他の部屋のエアコンは保証対象外でした。

もし、保証対象外のエアコンが壊れた場合は実費で交換するしかありません。そのうえ、大家さんに取り換えていいか許可も必要になってきます。

その賃貸で何が保証されているか、契約書にしっかり載っていますので入る前によく確認してください。

因みに、私の今住んでいるところのエアコンの1台が、まだ1・２回しか使っていないのに壊れました。でも、保証対象外な上に今年の夏を乗り切れればいいので今のところ放置しています。

可能ならば、近所に住んでいる人の情報を集める

正直、そこに住んでみないとわからないことだと思いますが借りる賃貸の近所の人がどんな人なのか聞いておいた方が良いです。変わった考えの持ち主の人が近所にいるとトラブルになりかねませんので。

まとめ

周りの住人に、神経質にならなくてもいいのは一番のメリットですね。私のようにまだ小さい子供がいるとだいぶ楽になります。

その代償に光熱費が多くかかってしまうのは残念です。まぁ広くなるのでしょうがないことですが。

住んでから発覚した水道の問題について、一戸建てでも貯水タンクが設置されている場合があるんだと勉強になりました。これだけは本当にチェックしておいた方が良いです。生活水が汚いと、食事もお風呂も洗濯も・・・水回り関係すべてが最悪になります。

最近、大阪の方のマンションで貯水槽で水泳するなどの問題が起きたりしましたが管理されているといってもあんなことが起きると心配になりますね。