台風でもなく、一瞬の突風でカーポートと塀がやられました…。
自宅で仕事をしていたらスゴイ音がしたので窓の外観たら、風雨で50m先くらいが全く見えない真っ白な状態になっていました。
音すごいなぁ、雨強いなぁくらいの感じで少し(数分)見てたんですが、その時にバリバリバリと音がしたので、嫌な予感がして窓からのぞき込みました。
そしたら、カーポートの屋根が一枚剥がれていました。
マジか・・・と思いながら少し落ち着いてから外へ確認しに行ったら、周りの家からはトタン屋根などが飛んでいたりと悲惨なことに・・・。
それに加え、塀が突風で倒れていました。
ブロック三段積みの低い塀も風で倒れてしまうのか・・・。ニュースで見た万年塀とかならわかるんですが・・・。自然の力は本当こわい。
去年は落雷で、インターホンと玄関ドアの電子キー等の基盤がやられ、25万近く修理にかかりましたが、今回はいくらかかるんでしょう。
そして、保険ではどのくらいカバーできるのでしょうか。
この記事を読んでほしい方
- 風災で申請できるのか知りたい
- いくら保険がでるのか知りたい
- AIG損保の対応ってどうなのか知りたい
火災保険には風災・雹災・雪災がセットになっているのが一般的
見出しの通りですが、火災保険では一般的に「風災・雹災・雪災」はセットになっていることが一般的です。
また、保証対象が「建物のみ」か「家財のみ」か「建物+家財」のパターンでどれを契約しているかによって保証対象が異なります。
今回、我が家が被害にあった、カーポート、塀は建物の分類に該当するので保証対象となりました。
損害状況
カーポート
2台用の大きさのフーゴFというかポートを使用しています。
フラットタイプのカーポートなので、アーチ形に比べて風を受ける抵抗が少ないと考えていたんですが、読みが外れてしまいました。
恐らくですが、横から抜けていった風だけであれば、飛ばなかったんでしょうけど車が止めてあったことにより突風が車に跳ね返り外れてしまったんだと思います。
なので、車がこの時入っていなければ・・・飛ばなかったかもしれないです。
車
上の図通り、車付近の屋根が外れたため、その外れたポリカが車に当たって傷がついていました。
買ってまだ1年の車なんですが、上部の傷だったこともあり修理するのは諦めました。
火災保険では車自体の修理には使えないので、自動車保険を使うことになります。自動車保険を使うとご存知の通り保険料が上がります。なので諦めました。
塀
ホント、キレイにパタッと倒れました・・・。
倒れた衝撃でブロックも割れてしまいました。
うそでしょ・・・と笑うしかなかったです。
見ての通り高々3段のブロック塀です。家を建てた時と同じ時期に作ったので、まだ4年経っていない・・・当たり所が悪かったのかな・・・。
修理費用の見積
今回、塀を作ってもらったところ(A社)と、カーポートを設置していただいたころ(B社)それぞれに修理の見積もりをお願いしました。
本当は、A社、B社に全体の見積もりをそれぞれ出してもらおうと思ったんですが、保険使って対応することになるだろうから、まぁ良いかと思いそれぞれに依頼することにしました。
A社のブロック塀修理の見積もり。
No | 工事名 | 費用 |
---|---|---|
1 | 既存ブロック解体 | 8,800 |
2 | コンクリートガラ処分 | 10,000 |
3 | 新設ブロック組積 | 25,000 |
4 | フェンス柱 | 9,000 |
5 | 樹脂フェンス板材 | 12,500 |
6 | 切詰加工費 | 3,000 |
7 | 施工費 | 8,000 |
小計 | 76,300 | |
諸経費 | 6,104 | |
小計 | 82,404 | |
消費税 | 8,240 | |
値引き | -644 | |
合計 | 90,000 |
続いてB社のカーポートの修理見積もり。
No | 工事名 | 費用 |
---|---|---|
1 | 屋根材、1枚 | 7,350 |
2 | 工事代 | 36,000 |
3 | 屋根材処分費用 | 4,000 |
小計 | 47,350 | |
消費税 | 4,735 | |
合計 | 52,085 |
90,000(ブロック塀)+ 52,085(カーポート)= 142,085 円
また、10万越えですか・・・。
全額出てくれるといいんですけどね・・・。
申請方法
私の入っている火災保険のAIG損保では、HPのインターネットから連絡か電話連絡で事故発生の連絡を行えます。
インターネットでも電話でも大まかな流れは変わりません。
↓同封されてきた、「保険金請求手続きの流れ」になります。
- STEP1:事故発生の連絡
- STEP2:書類の手配・提出
- STEP3:保険金の受取
請求者が行うのはこの3ステップです。
STEP1:事故発生の連絡
私は今回、保証対象になるかわからなかったのでオペレータの方に確認するため電話を選択しました。
突風でカーポートとブロック塀が倒壊してしまったのですが、保険の対象になりますか?。
お怪我はございませんでしたか?
ケガは大丈夫です。ありがとうございます。
お客様の場合、保証対象となりますので、手続き用の書類を郵送いたします。一週間程度お時間をいただきます。
一応テンプレ通りだとおは思いますが、電話した時にケガの心配もしてくれました。
加入している証券番号がわかっていると問い合わせがスムーズです。
わからなくても、住所と本人確認を確認され、契約している現在の保険内容を確認してもらえます。
伝えられた通り、1週間程度で申請書類一式が入った封筒が届きました。
あれ?去年届いた封筒より色が濃くなっている?
STEP2:書類の手配・提出
前回、提出した時よりも送られてきた読む書類がなんかめっちゃ多い。
とりあえず、しっかりと全部に目を通しました。
記載しなくてはいけないのは、「火災保険 保家金請求書 兼 同意書(広域災害用)」だけですね。
後は、「修理にかかる見積もり」と「損害箇所の写真」が必要ですね。
火災保険 保家金請求書 兼 同意書(広域災害用)
分かりやすいように、記入例の記載された書類が一緒に添付されています。
記入例があるので分かりやすいのですが、久しぶりに字を書いたのでめっちゃ字が汚くなってしまった。
我が家の保険は、「ホームプロテクト」というものなのですが、保証対象の説明資料が入っていてこちらを確認した際に風災は任意でセットとなっていました・・・。
冒頭で、一般的についていると記載しているのですが、どうやらAIGは外すこともできたようです。
過去の自分に、後でしっかり役に立ったぞ!と伝えたい。
「火災保険 保家金請求書 兼 同意書(広域災害用)」と「修理にかかる見積もり」と「損害箇所の写真」の三つを返信用封筒に入れたことを確認し、封をしてポストに投函です。
STEP3:保険金の振込
送った「火災保険 保家金請求書 兼 同意書(広域災害用)」に記載内容に不備などなければ、記載した銀行口座に保険金が振り込まれます。
前回は送ってから数日で振り込まれたので、今回も数日で振り込まれるはず。
支払われた保険金額
7/25、書類郵送
7/28、電話連絡(保険適用かどうかの認否&処理を進めて良いかを確認)
8/1、振込
書類郵送後、一週間以内に振り込まれました。
No | 内訳項目 | 金額 |
---|---|---|
1 | 損害保険金 | 126,685円 |
2 | 事故時諸費用保険 | 12,669円 |
3 | 残存物取片付費用 | 12,668円 |
合計 | 152,022円 |
被害額142,085円に対し、振り込まれた額は・・・152,022円が振り込まれました。
電話の時点で、ガラ処分、廃棄処分などについては、費用の1割しか出ないと言われましたが、結果、全部保険で補えることになり、今回は・・・プラスになりました。
請求した保険金を使わなかった場合の注意点
ちなみに、請求して受け取った保険金は使わなくても問題ありません。
ただし、申請した箇所で修理せずに続けて別の被害にあった場合は、その個所については今後一切保険金請求が出来なくなるので注意が必要です。
築年数がだいぶたっていて、数年後には家を建て直すとか、もう壊れたままでいいやという場合は、使わない(修理しない)という選択肢もありですね。
まだまだこれから住み続けるという場合は、もらった保険金を使って次被害にあった際に保証外になってしまうので必ず修理しておくことですね。
まとめ
昨年、落雷での申請の記事書いたときに、もうないこと願っていたのに・・・たった1年で次の被害にあっちゃいました。
AIG損保は、ネットで評判調べてみると評価良くない場所もあったりするのですが、対応の速さ(入金までの時間)電話時の対応について、私は満足です。
前回、火災保険を使用していたこともあり、すぐに保険使えるかなと考えられたので良かったような・・・。
火災保険は何度使っても、車の保険のように使ったら保険料が上がるなどのペナルティ?デメリットがないのが良いですよね。
自然災害などで、火災保険使えるかもとなったらとりあえず、電話連絡し保険が使えるか確認することが大事ですね。
火災保険は3年以内であれば遡及申請できるので、思い当たることがあったら、代理店、または保険会社に確認した方が良いですよ!
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